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地域と営農の活性化にむけて 第9回協同活動みらい塾

農業のこれからについて話し合う塾生

A松本ハイランドが総合的な学習機構「夢あわせ大学」として展開している6つの学部のひとつである「協同活動みらい塾」は1月9日、今年度第9回目となる講座をグリンパルで開き、塾生10人が出席。講座ではそれぞれの地域や営農の課題を考え、ありたい姿を実現するためにはどうしたらよいかグループワークを行った。
「私たちの地域と営農の活性化」~地域が元気になる仕組みづくり~をテーマに、一般社団法人全国農業協同組合中央会教育部教育企画課の上野敏浩上席専門員が進行役を務めた。グループワークでは、地域や家族の営農強化の課題、将来のありたい姿、その実現方法について3班に分かれて考え、意見を共有。また、大きな目標実現のためには協力者の存在が不可欠であることから、協力を得やすくするために解決する必要のある課題や働きかけ方について考えた。「農繁期が夏に偏っていて冬に業務がないため、パートやアルバイトの方を年間を通じて雇うことが難しく、経営に悩んでいる」という意見にはメンバーから「農閑期になる時期には、私たちがちょうど忙しくなるので、ぜひ一緒にやろう」といったアイデアが上がった。上野上席専門員は「新しいことを実現するには一人の力ではむずかしく、家族や協力者を得て理解してもらい、チームとなることで実現する。そして、実現するための仲間を得るためには楽しそうに行動して『一緒にやりたい』と思ってもらうことが大切だ」と話した。
協同活動みらい塾は組合員を対象に協同活動の本質を伝え、協同組合の一員である当事者意識を高め、それぞれの地域をけん引するリーダーの育成をめざして開講している。次回の第10回目の講座では、当JAの田中均代表理事組合長が講師を務め、講座を聞いたのちグループワークを行う予定だ。