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事業や組織活動一層の飛躍願う 新年顔合わせ会開催

あいさつする田中組合長

JA松本ハイランドは1月7日、松本市のグリンパルで新年初顔合わせ会を開催し、管内の行政関係者や経済団体、JA組織代表者・役職員など約100人が出席。新年の幕開けを祝うとともに、今年の事業や組織活動のさらなる飛躍を誓った。
同JAの田中均組合長はあいさつで「昨年は元旦の地震から始まり、農業基本法の改正のほか令和の米騒動が起こるなど目まぐるしい1年であった。国際情勢も不安定な状態が続き、食料を輸入に頼ればいいという安易な考えは通用せず、食料自給率向上は急務と言える。JAとしては地産地消の取り組みはもとより今後も組合員とともに地域に根差した組織として活動していきたい」と話した。
初顔合わせ会では、来賓各位からそれぞれ祝辞をいただいたほか、日本銀行松本支店の真川伸樹支店長を講師に招き「最近の金融情勢」と題して講演会を行った。講演では長野県の産業構造について全国と比べて1次産業と2次産業の比率が高いことを強調。また、コロナ禍が収束し、さまざまな産業が持ち直しており、個人消費が緩やかに増加していると伝えた。
フィナーレには「JA松本ハイランド オリジナルソング」を発表し、作詞・作曲を手がけた広島県出身の姉妹歌手Mebius(メビウス)が同オリジナルソングを歌う様子を上映。同JAでは今後、各種イベントやSNSなどで披露していく予定だ。