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松本ハイランド情報

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地域の仕事を知ろう 「鉢盛ワークショップ」開催

JAファーム今井での体験について話す2年生

JA松本ハイランド山形支所・今井支所では、松本市山形村朝日村中学校組合立鉢盛中学校の職場体験学習「キャリアアップチャレンジ」を受け入れた。同授業は、職場体験を通して生徒たちが住んでいる地域についてより深く知ってもらおうと同校が今年から初めて開催したものだ。同校の2年生生徒は7月上旬の2日間に渡り、地域の企業で業務を体験した。JAを選択した生徒は今井支所と山形支所で業務を体験した。
今井支所ではJAファーム今井にて、肥料や農薬の品出し、商品の袋詰めを体験。山形支所では営農生活課で、畑の見回りや農産物の荷降ろしの手伝い、同JAがテレビ松本ケーブルビジョンと手がける番組「JAグリーンタイム」への出演を体験した。
その後、生徒たちは職場体験学習で学んだことを模造紙にまとめ上げ、10月22日には保護者見学にあわせて「鉢盛ワークショップ」という発表会を行い、1年生生徒と2学年生徒の保護者約200人を前に、体験の成果を発表した。当JAで職場体験を行った生徒たちは、実際に体験した業務内容を分かりやすく説明したほか、「どういった過程で農産物が出荷されていくのか、裏側を見ることができてうれしかった」や「ここで業務を体験して、地域の支えになるようなやりがいのある職に就きたいと思った」など、働いた感想を述べた。質疑応答では、1年生生徒から「どうしてJAを職場体験先に選んだのか」といった質問が上がった際、営農生活課を体験した生徒は「家族がよく野菜を出荷しているため、出荷してから市場に届く過程が気になって志願した」と笑顔で返答した。
鉢盛中学校職員で、同中学校コミュニティスクールはちもり統括コーディネーターの西山真由子さんは「このチャレンジを通して、地域の皆さんに鉢盛中学校の生徒たちを見守っていただき、生徒たちはこの活動をきっかけに、地域の方に大切にされていることを実感し、さらに地域が好きになると思う。大人になってもこの地域で活躍したいというきっかけになってもらえればうれしい」と願いを込めた。