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畑のなかには宝物がいっぱい! 新村支所協同活動

根の長い紅あずまを協力して掘り起こす園児たち

JA松本ハイランド新村支所と組織代表者らでつくる同支所協同活動運営委員会は、10月18日、「ふれあい農園」で新村保育園の園児たち25人と同支所北側にある5アールのほ場で紅あずまの収穫を行った。この活動は、野菜を育てることで農業に興味を持ってもらおうと毎年行っており、今年で8年目となる。
同委員会のメンバーは、「収穫後、1週間ほど乾燥させておくことや、登園した際に「おいしくなーれ」とお願いすると、とても甘いサツマイモになる」と話し、年長・年中の園児たちは瞳を輝かせながら話を聞いた。役職員、組織役員、女性部員、青年部員らがサポートするなか、芋のつるを取りマルチをはがして掘り取りの作業を開始した。
同支所担当の手塚尚典理事はあいさつで「自分で収穫してものを食べる体験をしてもらいたい。他にも枝豆とトウモロコシを収穫してもらった。それぞれの農作物がどのように実っているのか、知ってもらえたら嬉しい」と話し、同園の曽根原由美子園長は「準備から育てるまで地域のみなさんに行っていただいて感謝している。園では自然保育を大切にしているので農作物だけでなく畑の生物にも触れてほしい。収穫したサツマイモを使用し、食育も大切に行っていきたい」と話した。
今後、収穫したサツマイモは給食の豚汁や蒸かし芋にして食べ、芋のつるは乾燥させてリースを作り11月に開催する令和6年度新村文化祭・福祉ひろば祭りに展示する予定だ。