JA松本ハイランド山形支所は7月2日と3日の2日間、鉢盛中学校2年生の職場体験学習を受け入れた。初日のこの日は、野菜荷受け作業を行った後、野菜指導係に同行し長芋の栽培試験や、すいか共選所を見学した。また、育苗センターへの苗箱の返却作業や、組合員への味噌の配達、にんにくの目揃会にも参加しJAの営農生活事業に関する様々な体験を通して学びを深めた。
野菜荷受では、順番に訪問する生産者と一緒に荷物を降ろし、普段食べている野菜が多くの人の手でつくられていることを実感した。生徒は、箱に書かれている規格について職員に積極的に質問をした。野菜概況について説明を受ける場面では、気象状況により野菜の収穫量や価格が変動することについて学んだ。
体験した生徒の近藤希さんは「JAが、どんな仕事をしているのか気になり職業体験を選んだ。知らなかったことがたくさんあり楽しく体験できた」小野温人さんは「自宅に小さな畑があり、野菜を作っていてJAの事が気になって職場体験を希望した。実際に荷下ろしを体験すると自分が考えていたより楽しかった」と話した。
営農部野菜特産課の平林征也係長は「この体験から、地域の農業とJAの役割を学び、この地域で農業に関わる仕事をしたいと思ってくれればうれしい」と話した。