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気候変動に合わせて対策を パプリカ目揃会開催

JA松本ハイランド野菜部会は6月24日、パプリカ目揃会を開いた。本格的な出荷の時期を前に、2024年問題に対応した出荷方法や出荷する際の注意点、荷受けに関する変更点について確認した。
目揃会では、指導員から昨年みられた高温障害について写真付きで説明。今年も気温が高くなることが予想されることから、日中の暑い時間をさけ、涼しい時間帯に収穫と荷造りをするよう呼びかけた。また、2024年問題に伴い、出荷予約と荷受け時間を厳守するよう伝えた。
今年度からパプリカが暑さで萎びないよう、その日の気温によって荷受け時間を変更したり、高温により早熟になる可能性から出荷開始日を例年より早めたりなど、気候変動に合わせた受け入れ態勢の変更を行うことについて共有した。
同部会パプリカ専門部の小林聡専門部長は「消費者の方や周りの産地の方においしいと思ってもらえるようなパプリカをつくっていきたい」と意気込んだ。
今年は115アール生産し、出荷予定数は22380個、予定販売額は4800万円となっている。