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お米のつくりかたを体験 島立小学校5年生しろかき

肩を組み、しろかきをする児童たち

JA松本ハイランド青年部島立支部は5月16日、松本市島立小学校の横にある7アールの田んぼで、食育教育の一環として5年生児童47人にしろかきの指導をした。
児童たちは裸足になり「せーのっ!」の掛け声で一斉に田んぼに入った。慣れない田んぼの泥に足を取られながらも、友達と肩を組みながら何度も往復し、人力のしろかき作業を体験した。児童たちは「最初は汚れるのが嫌だったけれど、泥の中にはいったらとてもたのしかった」「泥の中でオケラを見つけて驚いた」などそれぞれ心に残る体験をかみしめていた。
同小学校の野村仁教諭は「教室内の勉強だけでなく、大地と触れ合うことの大切さを経験できてうれしい。日本の食を支えている米作りを体験できることは貴重な機会なので、記憶に残っていてほしい」と語り、同支部の横内一志支部長は「母校の子どもたちに、昔ながらの稲作方法を体験してもらうことで、昔の人の苦労や工夫を知り成長してほしい」と話した。今後は夏休みに児童たちが水の管理を協力して行い、秋には田植えを体験する予定だ。