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「松本一本ねぎ」 ブランド化への軌跡

講師の青木さん(左)へお礼のプレゼントを渡す粟津原部長

長野県のJA松本ハイランド青年部は2月8日、毎年行っている俺たちの冬期学習会として『「松本一本ねぎ」のブランド化への軌跡』と題した自主学習会を松本市のJAグリンパルで開催した。冬期学習会は青年部専門部の後継営農部が企画し、6年目となる。同部長の粟津原達也さんはあいさつで「実績のある講師から経営手法を学び、活力ある青年部活動を展開したい」と意気込みを語った。
学習会では、松本一本葱採種組合長の青木秀夫氏を招いて講演会・質疑応答をおこなった。青木さんは会社員時代に営業職で培った経験を活かして販売戦略を打ち出してきた。なかでも、日本テレビの鉄腕DASHで松本一本ねぎを取り上げられたことが、全国的に有名になる転換期になった。
参加者からは、「植え替え時期などの栽培技術に関することや白ネギとの違い、生産することにどんな価値があるのか」といった積極的な質問が続いた。青木さんは「長野県の伝統野菜である松本一本ねぎは贈答品としても需要があり価格が引き上がっている。県外の消費者が松本まで購入しにくることもある。まだまだ生産者が少なく供給が追い付いていないので1人でも多くの生産仲間を増やしたい。部員の収入増加のきっかけになってほしい」と期待を込めた。