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思いを文字にのせて 短歌教室交流会開催

短歌について添削指導する講師

JA松本ハイランドは2月9日、夢あわせ大学カルチャー部門短歌教室(通信制)の全体交流会を塩尻市にある同JA広丘支所で開催。メンバー5人が参加し、この日のために用意した短歌を持ち寄って、披露した。同JAではコロナ禍で集まらなくてもできる活動として、各自の作品を講師に提出し、添削してもらうことで短歌を身近に感じてもらえるよう取り組んできた。同教室は通信講座ということで日頃メンバー同士会う機会がなかったが、顔を合わせて交流を深めたいという要望があり企画した。
今回の講座では塩尻短歌館の藤森円指導員を講師として招き、メンバー一人ひとりがペンネームや出身地などの自己紹介をした。受講生同士でそれぞれの短歌を披露しその後、講師のアドバイスを受け「印象は助詞を変えること」や「より思いに沿った表現方法」など皆で意見を出し合い交流を深めた。「自身がこれまで積み重ねてきた人生などを振り返り、家族への思い綴った歌」や「雪降る寒い中での薪割りに汗を流す様子」など季節感や喜怒哀楽を表した個性が光る短歌が発表された。
講師の藤森さんは「短歌は人生を書き綴ること。日常の気持ちを書き留めてスッテプアップしながら1日1日を積み重ねていってほしい」と願いを込めた。参加者は「今日の講習会で皆さんの顔とペンネームが一致したので、これからは顔を思い浮かべながら短歌を楽しんで読んでいきたい」と話した。