JA松本ハイランドが高齢者の生きがいづくりや仲間づくり、健康づくりを目的とした学習の場として開講する「はつらつ大学」は1月18日、今年度第9回目となる講座を松本市のJAグリンパルで行い、生徒24人が参加した。
今回は「手づくりみそ」と題し、エーコープマーク品の漬物の素や米麹を作っている厚生産業株式会社から成瀬規彦係長を講師として招き、みそづくりを学んだ。参加者は講師から指導を受けながら、煮た大豆をミンサーで挽き、ねり加減はどうかなど講師に質問をしながら、丁寧にひいた大豆に米麹を練り込んだ。その後、発酵させる際にみそ玉にカビが生えないよう、側面に塩を振り完成させた。完成したみそは参加者がそれぞれ持ち帰り、自宅で食べごろになる10月まで発酵させる。
成瀬係長は「手づくりみそは発酵するとまろやかな味わいになる。完成したらみそ汁などにして楽しんでもらえたらうれしい」と話した。