JA松本ハイランドでは管内小学校児童を対象に、食育活動の一環として毎年豆腐作りの指導を行っている。1月23日、24日には長野県松本市にある寿小学校の2年生を対象に職員と地区ボランティアが協力し指導した。23日は児童31人と担任教諭、ボランティア7人、JA職員2人が参加し、豆腐づくりを行った。
JA職員が大きな模造紙でつくりかたや注意事項を説明した後、それぞれ班ごとにわかれると、ボランティアやJA職員から火の強さ、混ぜ方についてのアドバイスを受けながら、真剣な眼差しでていねいに手づくりの豆腐をつくりあげた。児童たちは「とっても楽しい」「いいにおいがする」と歓声の声をあげた。完成した豆腐とおからはその場で味見をしたほか、各自家庭に持ち帰った。
同校担任の大澤隆行教諭は「児童たちは事前に作り方を読んだり自分たちで調べたりと、今日を楽しみにしていた。この体験を通して、生徒たちが生産者や料理をする方の気持ちを学ぶことができたら嬉しい」と話した。