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「幸水」出荷開始 出荷規格を厳守

見本のなしを見ながら規格を確認する生産者

JA松本ハイランドもも・なし部会なし専門部は8月17日、管内3会場で出荷時期を迎えたなし「幸水」の目揃会を開いた。松本市にある波田果実集荷所で開かれた目揃会は生産者28人が参加した。
同JAの三村晴夫常務理事は「盆も明けいよいよ果実のシーズンが訪れた。規格を守り、消費者から更に信頼いただくとともに、来年度にむけて防除の徹底もお願いしたい」とあいさつした。
目揃会では販売担当者が他産地の販売情勢などを報告したほか、営農指導員が集荷規格表や見本のなしを使い、出荷規格を説明。形状や熟度など9項目の出荷基準を確認し、収穫遅れとならないよう過熟に注意しながら適期収穫を呼びかけた。
同専門部の伊藤典和専門部長は「出荷にあたり、いいものをいい状態で出荷するために、ほ場をこまめに見て回ることが大切。出荷規格を厳守し、生産者の手取り確保に努めていこう」と話した。
「幸水」の集荷は17日から始まり、9月上旬まで続く。地元をはじめ、名古屋や関西方面に2万1,000ケース(1ケース10キロ)を出荷し、販売金額は6,963万円を計画する。「幸水」に続き、9月からは「豊水」や「南水」の収穫も始まる予定だ。