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命の尊さと食の大切さを伝える 園児に酪農体験を

乳体験を行う園児

JA松本ハイランド酪農部会は7月26日、インターナショナルスクールオブ長野の島内キャンパスと南松本キャンパスで食育活動の一環として搾乳体験を行った。食や命の大切さを学ぶとともに農業に興味をもってもらうことが目的だ。
南松本キャンパスでは年少児16人が参加し、同JA職員より「1頭の牛が1日に食べる食料は30kgで、つくる生乳は20~30リットルにもなる」ことなど牛乳について説明。園児たちは手遊びで搾乳に必要な手の動きを学んだあと、同JAが用意した搾乳体験用の模型を使い順番に搾乳体験を行った。また、園児一人ひとりに200ミリリットルの低温殺菌牛乳をプレゼント。園児たちからは「手遊びで手をグーパーする練習したからじょうずにできたよ」「牛乳だいすき!いっぱい飲みたいな」など歓喜の声があがった。
同キャンパスの岡村梨恵子主任は「同スクールでは授業で人間と動物の関わりについて学んでいる。知識だけでなく、実際に体験することでより学びが深まるので、ぜひこの活動を続けていってほしい」と話した。同JAの古畑順平さんは「この活動を通じて命の尊さを学んでほしい。また、生産者は飼料価格高騰など苦労も多くあるが、家庭で牛乳の話が出て消費拡大につながればうれしい」と願いを込めた。