メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 料理を通して地元の農産物を知ろう 共選所見学で学びも深める

料理を通して地元の農産物を知ろう 共選所見学で学びも深める

ナガイモ共選所で説明を聞く児童ら

JA松本ハイランド女性部山形支部は、山形村立山形小学校のクラブ活動「わくわく料理クラブ」で児童に料理の指導を行っている。この活動は地元の子どもたちとふれあいながらの食育活動として、同支部が伝統料理や地元農産物を使った手軽な料理の指導を行っており、2011年から毎年取り組んでいる。今年度は全5回の活動を計画し、5、6年生の児童20人が参加する。
7月13日、同部員3人が指導し、山形村の特産であるナガイモを使った料理を実践。皮付きのままスティック状にして揚げる「ナガイモ皮ごとロングポテロング」を作った。児童らはナガイモがすべらないように注意して切り分け、部員らのサポートを受けながら慎重にナガイモを揚げていった。参加した児童は「家で揚げ物を作ったことがないから、体験できてうれしい」「ほくほくしておいしそう」と笑顔で話した。また、調理後には、地元産のナガイモについて知識を深めてもらおうと、ナガイモ共選所を見学。同JA根菜共選所の三治敬一郎センター長の案内のもと、ナガイモが保管される冷蔵庫やどのように選別されていくかなど、地元で作られた農産物が出荷されていく様子を学んだ。
同支部の宮沢由紀支部長は「地元で育てられている農産物のことを知り、愛着をもってもらえたらうれしい」と話した。