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地域の営農とくらしを考える 事例をもとにグループワークで学びを深める

上條さんの発表を熱心に聞く塾生

JA松本ハイランド夢あわせ大学「協同活動みらい塾」は6月14日、今年度第3回講座を開き、塾生12人が出席した。今回の講座では同JA管内の各地域についても知ってもらおうと、同JA山形支所で開催。同塾第7期の卒塾生であり、山形村で農業や直売所を営む上條千春さんを講師に招いた。
講座では「地域の営農とくらしを考える」をテーマに、上條さんが家族と営む農園や直売所の経営について、就農のきっかけや直売所オープンに至った経緯、オリジナルの加工品の開発、オンラインショップやSNSの運用についてなどを発表。上條さんは「農業・直売所運営を通して、先祖代々暮らしてきた地域に貢献したいという経営の信念が見えてきた。みなさんにも、今の農業や生活をしている意味や思いを考えてみてほしい」と伝えた。その後、参加者は質疑を行ったほか、上條さんの事例をもとに、地域や農業の経営で大切にしたいことや農業経営で参考にしたいことなどをグループワークで話し合い、学びを深めた。
講座に参加した塾生の南雲香織さんは「上條さんのように農業の地盤があったわけではなく、新規就農として農業を始めたので、農業をするなかで地域のことまで考えたことはなかった。これから農業を通してなにができるのかなど考えてみたい」と話した。