メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > サツマイモ定植体験 おおきくなあれ!と願い込めて

サツマイモ定植体験 おおきくなあれ!と願い込めて

定植の様子を見守る唐沢支部長

JA松本ハイランド山形支所は6月14日、東筑摩郡山形村にある山形保育園の畑で、年長園児54人とサツマイモの定植作業を行った。同支所の支所協同活動「夢あわせ農園」の一環として取り組んでいるものだ。5月には枝豆とトウモロコシ、ジャガイモの植えつけも実施。野菜の育つ過程や自然と向き合うことの難しさ、収穫のよろこびなどを体験することで、同村の農業に興味を持ってもらい、地産地消への理解を醸成することが目的だ。
当日は青年部山形支部の役員やJA職員ら6人が苗の植え方を指導。「根の部分を土の中にしっかり入れよう」と植え方の注意点を聞いたのち、園児たちはサツマイモ「シルクスイート」の苗を1人1本ずつ手に持ち、根がしっかりと土に入っているか確認をしながら、ていねいな手つきで苗を植えていった。植え終わったあとには「大きくなあれ!」と声をかけ、豊作を願った。また、本年は、同村の特産であるナガイモのパイプを使用した栽培を体験してもらおうと、青年部員らが定植する様子を見学した。今後、自分たちで植えた野菜とともに、収穫まで手入れをしながら、生長の様子を見守る。
同支部の唐沢康裕支部長は「さまざまな種類の野菜を育てることで、それぞれの野菜がどうやって育っているかを観察してほしい。また、自分で育てたものを食べる喜びを知ってもらえたらうれしい」と話し、同園の村田明美先生は「地域の方と関わりをもちながら、さまざまな野菜を育てることができてありがたい。子どもたちの興味を広げるきっかけにもなっている」と話した。