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恒例のきび蒔き 伝統大事に

播種機を使い手際よく作業をすすめる部員

JA松本ハイランド女性部波田支部は6月8日、松本市波田にある約10アールのほ場できびの播種作業を行い、同部員8人が参加した。同支部のきび栽培は20年以上前から続く取り組みで、農作業を通じて部員同士の親睦を深める機会にもなっている。収穫したきびは秋に開催予定の同JA波田支所JAまつりで「きびあんころもち」や「きびおこわ」の原料とする予定だ。収穫したきびと地元産の原料を使った「きびあんころもち」は地域住民を中心に毎年買い求める人も多く、人気が高い。
部員はほ場の両端から張ったひもを目印に、一列ずつ播種機を使って交代しながら種をまいた。声をかけあい、協力しながら手際よく作業をすすめた。今後は10月初旬の収穫まで、部員が草取り作業などの栽培管理を行う。
同支部の森田治子支部長は「部員の協力があってきび栽培ができている。毎年楽しみにしてくれている人のためにも、この伝統を絶やさないよう続けていきたい」と話した。