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案山子を通じて農業の魅力を発信 「今井支所案山子まつり」を開催

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表彰を受けるりんご部会今井支部のメンバー

JA松本ハイランド今井支所は10月26日、「今井支所案山子まつり」を行った。あわせて、昨年に引きつづき開催した「今井支所案山子コンテスト」の表彰式も実施。コロナ禍で暗いニュースがつづくなか、地域全体を盛りあげ、元気づけようと企画したものだ。そのほか、同支所の果樹共進会の表彰式や秋の味覚市、資材フェア、抽選会などをあわせて行い、朝から地元住民らが訪れ、会場は賑わいを見せた。
「今井支所案山子コンテスト」では、「侵入・侵略を許さない!今井の平和を守るヒーロー参上!!」をテーマに作品を募集。生産部会から地域の小学生までさまざまな人が参加しており、さまざまな工夫を凝らした作品が14点集まった。同コンテストの実行委員が、テーマ性、芸術性、技術性の3項目を審査し点数で評価。合計点数が最も高かった最優秀賞は、りんご部会今井支部が受賞。「地元の生命と財産は俺が守る!」と題された作品は、地元を守る意味を込めて消防服を着せたほか、材料に長靴や肥料の散布機を使うなど農業をイメージ。表彰を受けた同支部の倉橋芳文副支部長は「今回作った案山子はテーマである地元を守るヒーローという面にこだわって作った。このコンテストが行われることで、出品者以外にも案山子をたてる人が増え、地域の防犯にもつながればうれしい」と話した。また、青年部今井支部が優秀賞を受賞したほか、特別賞として5作品を表彰した。
同支所の川上清志担当理事は「支所独自の取り組みとして、昨年に引きつづき2回目となる『案山子コンテスト』を開催した。案山子と農業は密接にかかわるもの。案山子を通じて、少しでも農業に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。