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いよいよ登場! ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」初選果

スタンド・配送センター

共選所に持ち込まれたすいか(13日 松本市で)

JA松本ハイランドは6月13日、ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」の出荷をスタートした。今年は、3月中旬の定植以降、5月、6月上旬に低温傾向の日があり、生育が心配されたものの、生産者のていねいな栽培管理により順調に生育が進んだことで、例年並みの出荷開始となった。
当日試し切りしたすいかの中心糖度は12.6度と十分な甘さがあり、「JA松本ハイランドすいか」の特徴である大玉で糖度が高く、実の締まった「シャリッ」とした食感の高品質な出来栄えだ。
初日は2戸の生産者が約850玉を松本市波田の同JAすいか共選所へ持ち込んだ。検査員が傷の有無などを目視で検査したあと、5月末に更新工事が完了したばかりの、最新設備の選果機で初選果をスタートした。内部品質センサーで糖度や熟度、うるみを測り、空洞検査装置で空洞を選別して格付け。同JA管内のハウスすいかは、7月上旬ごろまでに、8戸の生産者が約4,000ケース(1ケース2玉)を持ち込み、同JA直営の農産物直売所「ファーマーズガーデン」や「畑の彩り館きろろ」「新鮮市場ききょう」のほか、地元量販店などへ出荷する。
同JAすいか部会の百瀬賢成部会長は「今年は寒暖差などの天候にも恵まれて、しっかりと糖度ものった美味しいすいかが出来あがっている。最新の選果機でしっかりと中身まで検査した物を出荷していくので、消費者の皆さまには安心して、美味しく食べていただきたい」と話した。
露地すいかは7月上旬に出荷が始まる予定で、ピークは7月下旬から8月中旬。「JA松本ハイランドすいか」は大玉で糖度が高く、実の締まった「シャリッ」とした歯応えが特徴。標高600~800メートルの火山灰土が蓄積する、水はけの良い限定された土壌で栽培し、松本市波田地区を中心に、和田・新村・今井地区と山形村で生産されている。今年は全体で、生産農家210戸が約200ヘクタール栽培。出荷目標は83万ケース、販売高は25億円を計画している。