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第35期はつらつ大学 開講、新たな仲間と新たな学びを

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真剣に講義を受ける受講者たち

JA松本ハイランドが高齢者の生きがい学習の場として開講する「はつらつ大学」は5月27日、第35期の開講式を松本市のJAグリンパルで行い、29人が入学した。受講生は1年間、地域を超えた仲間とともに日々の暮らしに活かせる知識を学ぶ。
同大学の学長でもある同JAの田中均組合長はあいさつで「現時点から未来を見ると今の自分が一番若い。いくつになっても好奇心を持つことが大事なので、この大学を活用していってほしい」と激励した。
開講式と合わせて開講講座を開き、前半の部では田中組合長を講師に、「JAのパーパス(存在意義)」というテーマで協同組合発足からの歴史や目的について学んだ。後半の部では営農部野菜特産課の大月智幸係長が講師になり、受講生が栽培している品目に合わせて「家庭菜園のポイント」と質疑応答を交ぜながら進めていった。
受講者の百瀬隆夫さんは「今日の講義でJAの素晴らしさを再確認することができた。
近年はSDGsを色んなメディアで取り上げているが、JAは発足時から理念として掲げており、時代がJAに追いついた。今後も同講座を通じて最先端の取り組みを学んでいきたい」と意気込みを語った。
同大学は、「JA松本ハイランド夢あわせ大学」の学部に位置付け、JA管内の65歳以上の組合員や年金友の会会員などを対象に開く文化講座。高齢者が健康で安らぎのある生活、明るい地域づくりや仲間づくりをすすめるため、農業や健康管理、福祉など幅広い分野にわたって教養を高める講座を開く。受講生の約9割がリピーターで満足度の高いカリキュラムとなっている。特に、野菜づくりの講座は人気で、一連の講座は「JAらしく、他では味わえない」と毎年好評だ。