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地元中学生が摘果作業をお手伝い 農業のやりがいを実感

スタンド・配送センター

上條さんに手ほどきを受けながら作業をすすめる生徒

JA松本ハイランドりんご部会今井支部と山形果樹部会は5月16日、松本市立鉢盛中学校の生徒とりんごの摘果作業を行った。同校がキャリア教育の一環として、地域との交流や農家の支援を目的に例年実施しているもの。同支部と同部会では、地元の子どもたちに地域の基幹産業である農業への理解を深め、興味を持ってもらおうと、毎年生徒の受け入れを行っている。
当日は、同校の2、3年生238人が、松本市今井地区や山形村にある部員39戸の園地に分かれて摘果作業に励んだ。同村で20年以上生徒の受け入れを行っている上條泰清さんの園地では、4人の生徒が摘果作業に汗を流した。生徒は上條さんに、中心果を残し、周囲の幼果をはさみで切り落としていくよう手ほどきを受けるなど、交流を楽しみながら一つ一つ丁寧に作業をすすめた。
上條さんは「りんごは摘果が一番手間のかかる作業。まじめに作業に取り組んでくれるので、とても助かっている。体験を通して、自分たちの食べているものがどういう過程を経てできているのか、興味を持ってもらえたらうれしい」と話し、今年が2回目の体験となる3年生の清水ここみさんは「地道で大変な作業だけれど、こういった作業によっておいしいりんごができると思うとやりがいを感じる。地域の農業を知ることができ、勉強になった」と話した。