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気候変動に対応した対策を パセリほ場巡回

生育状況を確認する部会員

JA松本ハイランドとJAあづみの生産者でつくる松本洋菜部会は4月8日、JA松本ハイランド洋菜部会パセリ専門部と合同でパセリのほ場巡回検討会を開催した。生産者同士の情報交換や技術向上、栽培基準の統一などを目的に毎年行っている。専門部の役員ら14人が参加し、各JA管内のパセリのほ場5ヵ所を視察。生育状況や病害虫の発生がないかを確認した。
今年度の生育状況は、3月中旬から下旬の寒波の影響で昨年と比較して1週間程遅れているものの、順調に生育している。巡回したほ場では目立った病害虫の発生は見られなかったが、今後急な気温の上昇によりアブラムシ等の病害虫が発生する可能性もあることから収穫前の予防防除を徹底することを確認した。
同専門部の渡邉達司副専門部長は、「部会員のほ場を見ることで、自身のほ場にも生かしより良い出荷ができるように進めていきたい」と意気込んだ。
営農指導員の古畑克也さんは「ここまでの生育は例年よりも遅れぎみではあるが、病害虫の発生もなく順調。巡回で得た意見やノウハウを他の生産者と共有し、全体のレベルアップにつなげていきたい」と話した。