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アルストロメリア春季出荷目揃会、需要の高まりに向け出荷を呼びかけ

出荷規格を確認する生産者(30日 松本市で)

JA松本ハイランド花き部会共選部アルストロメリア専門部は3月30日、松本市のJA花きセンターでアルストロメリアの春季出荷目揃会を開き、生産者9人が出席した。
目揃会では、全農長野の担当者が今年度の花きの販売情勢を報告。卒業式や送別会に加え、お彼岸での需要の高まりがあり、堅調な販売であることを伝えた。また、今後は入学式や入社式、母の日などでの需要の見込みを説明し、販売強化にむけて積極的な出荷を呼びかけた。また、JAの営農指導員が荷造り上の注意点や統一事項について説明したほか、気温が高くなってきたことから切り遅れに注意することなどを伝えた。
アルストロメリアは花持ちがよく、冠婚葬祭やフラワーアレンジメントなど幅広い需要がある人気の花。同JA管内では、冬場でも出荷できることから、品目転換や面積拡大をする生産者が多く、生産者、生産量ともに増加傾向にある。出荷は4月上旬をピークに1年を通して続き、2万800ケース(1ケース40本)を東京、大阪などへ出荷し、販売額は4990万円を計画している。
同JA花きセンターの原千史さんは「冬場は気温の低い日が続いていたが、日中晴れ間が多くあったこともあり、生育は順調。積極的なPRを行い、アルストロメリアの魅力発信に努めていきたい」と話した。