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第30回松本ハイランド農業協同組合 肉牛部会、酪農部会総会開催 力強い農業基盤づくりへ

表彰を受ける部会員

JA松本ハイランド肉牛部会、酪農部会は、3月15日、松本市のJAグリンパルで第30回通常総会を開催した。部会の役員やJA役職員ら27名が出席。21年度の活動報告や、22年度の事業計画、議案を協議し、すべて可決した。
21年度の国内肉牛情勢は、外食需要に起因する相場安だったものの、需要の伸びにより年間を通して比較的安定した。経営面においては、穀物相場の上昇による飼料価格の高騰、米国西海岸のコンテナ船積み遅れによる乾燥草の輸入遅延など厳しい年ではあったが、同部会では育牛の血液検査による品質向上対策や、素牛導入支援対策による経営安定対策、県外優良種雄牛精液活用による生産基盤強化に努めたことを報告した。
22年度は政府主導による大規模な自由交渉が加速している状況や、コロナの影響に加えてロシアによるウクライナ侵略の影響からくる飼料の価格上昇、飲食・サービス業等の経済活動の自粛など厳しい年になることを想定。情勢を的確に把握し、「命を育む大切な農業を消費者、地域のために皆で守っていくこと」が重要と確認した。
あわせて昨年9月に行った第29回JA松本ハイランド畜産共進会「肉牛枝肉の部」、酪農部会表彰「良質乳生産者賞」「畜舎環境美化コンクール賞」の表彰式も行った。JA松本ハイランド畜産共進会「肉牛枝肉の部」最優秀賞にアグリランド松本、優秀賞に笹賀地区の小林和義さん、今井地区の大原健児さんを表彰した。
酪農部会表彰「良質乳生産者賞」に坂井地区の宮下敏史さん、片丘地区の松沢治憲さん、「畜舎環境美化コンクール賞」に片丘地区の小松幸男さんを表彰した。