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松本ハイランド情報

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Vol.18 「お米の勉強してみよう!」

こども:

ねぇ、私たちが食べているお米って、いろんな種類があるんだよね?お米のことを教えて!

大人:

それではお米について勉強してみよう。お米は稲の籾から採れるんだけど、この稲はいつごろからつくられていると思うかな?

こども:

お米はみんなが毎日食べているし、日本人の主食だからずっと昔からだと思うよ。

大人:

そうだね。稲の歴史は古く、いくつかの説があるんだけど、今から2400年から2500年くらい前の縄文時代か弥生時代のころに、中国などから日本の九州に伝わったのが最初といわれているんだ。

こども:

えー!そんなに前からつくられているんだー!

大人:

そうだよ。稲づくりを中心として人々が共同で作業をすることにより、集落ができ、国ができていったんだ。稲が伝わったことによって日本の社会や文化に大きな影響があったんだよ。

こども:

そのとにき伝わった稲はどんな種類だったの?

大人:

それは「赤米」といって今では「古代米」といわれているお米の中のひとつだっだといわれているんだよ。最近では健康食として古代米が注目されていて、市販もされているので食べてみてはどうだい。

こども:

今私たちが食べているお米はどんな種類なの?

大人:

お米は大きく分けると、ジャポニカ種やインディカ種、ジャバニカ種の3種類に分けることができるんだ。

こども:

ふーん、その3種類の違いはなに?

大人:

それはね、ジャポニカ種は丸い形をしていて、お米を炊くと粘り気が多いんだ。インディカ種は細長い形をしていて、炊いても粘り気が少ないといった特徴で、ジャバニカ種は2種類の中間型でお米の粒が大きいんだよ。日本でつくられているお米はほとんどがジャポニカ種なんだ。

こども:

それじゃ私たちが毎日食べているお米はジャポニカ種なのね。

大人:

そうなんだ。それから世界でつくられているお米の品種はどれぐらいあるか知っているかな?お米は地域や気候に合わせて育つように品種改良が行なわれていて、日本だけでも数百種類、世界では1000種類以上あるともいわれているんだ。

こども:

わー!そんなにたくさんの品種があるんだね。おどろいたわ!ところで、日本でつくられているお米の品種はどんなものがあるの?

大人:

日本で一番多くつくられているのが、「コシヒカリ」という品種で、そのほかにも「あきたこまち」や「ひとめぼれ」といった品種も多くつくられているんだ。日本全国では他にもいろいろな品種のお米がつくられているので、お米の品種や名前の由来・特長などについて調べてみてもおもしろいよ。

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ジャポニカ種

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インディカ種

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ジャバニカ種