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松本ハイランド情報

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有機野菜で支える 両小野中学校・感謝給食会

生徒を暖かく見守る福島さん

JA松本ハイランド新鮮市場ききょうは地域の学校給食を支えるため塩尻市内の小・中学校などに食材配送を行っている。当JAの生産者で塩尻市片丘で有機農家をしている福島和義さんは直売所に出荷する野菜のみならず、両小野中学校の給食で使用する野菜を生産している。7月5日、同中学校で感謝給食会が初開催され、給食に関わる地域住民・納入業者・生産者をまねき同校中学3年生20人と共に地元の農作物を中心に調理された特別メニューの給食を味わった。
山田淳子教頭はあいさつで「当校は自校給食なので、生徒の声を聞いて素早くメニューに反映することができる。生徒たちは良く食べることで情緒が安定し、粘り強さのもとになっている。今日は日ごろ支えてくれるみなさんに感謝の気持ちを込めて、おいしい給食を味わってもらいたい」と話した。メニューはごはん、こんこんコロッケ、あやみどりサラダ、酒粕ちゃんこ汁、ワインゼリー、牛乳が用意された。酒粕ちゃんこ汁の具材に使う、レタスを納品した福島さんは「20年間有機野菜を作っている。生産者と消費者の顔がつながることで、信頼や安心を感じてもらえたらうれしい。今後もおいしい野菜を届けたい」と話した。