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今年も安心安全な農作物をお届け 女性部軽ットラ市スタート

軽ットラ市メンバーと会話を楽しみながら買い物をする買い物客(左)

JA松本ハイランドの女性部員の有志が自分で育てた野菜や手づくりの加工品を軽トラックなどの荷台に積み込み、自ら販売する直売所「軽ットラ市」が5月25日、今年の営業を松本市のJAグリンパル駐車場でスタートした。軽ットラ市は、新鮮な農産物を女性部員自らの手で地元の消費者へ届けるとともに女性部の活性化を目的に開いており、今年で18年目を迎える。生産者の顔を見ながら採れたての農産物が安価で購入できることに加え、生産者へ欲しい農産物のリクエストもできることから、大型スーパーにはない生産者と消費者の交流が口コミで人気を呼び、毎年常連客が増えている。
当日は、オープンを待ちわびた買い物客が開店と同時に訪れ、にぎわいをみせた。部員が旬の農産物や花のほか、米粉入り食パンなどの加工品を並べ、鐘の音を合図に販売をスタート。調理方法の説明などをしながら販売するとともに、先着60人に花苗をプレゼントした。
買い物客は「口コミを聞いて今年はじめて訪れた。地元の農産物が並び、部員との会話も楽しむことができて貴重時間を過ごすことができた」と笑顔で話した。軽ットラ市責任者の矢島牧子さんは「今年も軽ットラ市を楽しみにしてくれているお客さんやメンバーと再会することができてうれしい。みなさんに笑顔をとどけていきたい」と意気込んだ。
軽ットラ市で販売する農産物は栽培管理日誌をJAに提出し、GAP(農業生産工程管理)に取り組みながら栽培しているほか、オープン前に安全安心にむけた事前講習会を開くなど安心安全対策も万全。今期は11月23日までの毎週土曜日午後3時30分から(10月からは午後3時から、最終日の11月23日は14時から)開催する。売り切れ次第終了。