メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > パセリほ場巡回、高品質を維持するために

パセリほ場巡回、高品質を維持するために

生育状況を確認する部会員

JA松本ハイランド野菜部会セルリー・パセリ専門部とJA松本ハイランドとJAあづみの生産者で組織する松本洋菜部会は4月8日、ほ場巡回検討会を開催した。生産者同士の情報交換や技術向上などを目的に毎年行っている。専門部の役員ら15人が参加し、各JA管内のパセリのほ場3ヵ所の生育状況や病害虫の発生について確認した。
本年は、一部アブラムシや、欠株の発生が見られた。また、3月から気温が低い状況により、前年に比べ生育がやや遅れている。巡回時に、今後も収穫前の防除を徹底することを確認した。
同専門部の伊藤勝夫副専門部長は「足腰を使い、温度管理に気を配りながら育てあげ、出荷の袋詰めも細心の注意を払っているため、苦労することが多くあるが、毎年工夫を凝らして高品質に仕上げている。今年もおいしいパセリを多くの方に届けていきたい」と話した。
巡回後は、松本市南松本のJAグリンパルで、事業計画の確認と出荷規格などの意見交換をした。
JA松本ハイランド産のパセリは、色が濃くて、縮みがいいことが特徴。出荷開始は4月下旬頃からを予定し、シーズン中において6800ケースの出荷を予定している。