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松本ハイランド情報

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産地の思いを伝える 実需者と田植え体験

スタンド・配送センター

真剣な表情で苗を植える参加者

JA松本ハイランドは5月17日、関東圏にスーパーマーケットを展開する(株)ヤオコーのバイヤーと米の卸売業などを展開する(株)ヤマタネの営業担当など6人を招き、島内地区の水田で田植え体験を行った。販売実需者に生産者の苦労や同JA産米の産地情報を伝えるとともに、連携を深めることで有利販売につなげることが目的だ。
同JAの指導員が「同JA管内は内陸に位置しているため、年間を通じて湿度が低く降水量が少ないことから高温障害や病害虫の被害を受けにくい。加えて昼夜の寒暖差が大きいため、糖度の高い米が収穫されている」と話した。また、周囲を山に囲まれているため、台風の被害を受けにくく、一等米比率が全国でトップクラスであることも合わせて伝えた。
田植え体験では松本市島内地区の生産者が所有している約10アールの水田で、同JAの職員の指導の下、手植えでの田植え体験を行なった。参加者は泥に足を取られながらも、普段できない体験に真剣な表情で一つひとつていねいに苗を定植して行った。
(株)ヤオコーグロッサリー部食品担当バイヤーの田口健太さんは「関東圏では長野米はほとんど店頭に並ばないが、当社では長年長野米の販売を続けている。関東の消費者にも絶妙な甘みと香りが特徴の長野米の魅力を伝えていきたい」と意気込んだ。同JAの萩原課長代理は「実需者に実際に田植えを体験してもらうことで、生産者の苦労を分かっていただくとともに、交流を深めていくことで有利販売につなげていきたい」と意気込んだ。