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JA独自支援次期3カ年も 新「夢づくりサポート事業」スタート

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チラシを持って夢づくりサポート事業をPRする田中組合長

JA松本ハイランドは、独自の農業支援策「夢づくりサポート事業」に2022年度からの3カ年で取り組むことを決めた。同JAの中期3カ年計画(2022-2024)「令和にじプラン」における基本目標「農業所得の増大と産地の発展をめざします。」を実現するため、3カ年で1億6900万円の予算を計上して行う。2019年度からの3カ年でも取り組んだ同事業に、組合員からの声や近年の異常気象への対策を組み込んだ新たな項目を追加し、支援を強化。規模拡大や新規就農、親元就農など地域の担い手への幅広い支援を通じて、農業生産振興を図り、農業所得の増大や地域の活性化につなげる考えだ
同JAでは、2019年度からの3カ年で取り組んだ同事業で、1億6600万円の予算を組み、生産者を支援。支援実績は2021年度までの3年間で延べ支援対象584件、支援額1億1200万円に達し、栽培面積にして387ヘクタールの生産基盤の整備・拡大に成果をあげた。組合員から継続の声が多かったことから、次期3カ年計画でも引き続き取り組む。
次年度から取り組む同事業では、スマート農業機械導入支援、果樹棚改修支援、高温対策資材支援、ハウスなどの農業生産施設導入支援の新規施策4項目を追加。鳥獣被害防止、後継者支援、新規就農支援など継続して取り組む6項目の支援策もあわせ、全10項目の支援策を講じる。
同JAの田中均組合長は「新規支援項目を盛り込み、パワーアップした『夢づくりサポート事業』を組合員のみなさんが目指す農業の実現に活用していただきたい」と力を込めた。
事業の利用には同JA各支所への申請が必要。事業ごとに申請受付期間を設け、支援を実施する。