JA松本ハイランド夢あわせ大学「若妻大学」は8月5日、子どもたちの夏休みにあわせ「夏休み！親子で収穫＆ピザ作り体験」を行った。通常の講座は学生だけで学んでいるが、夏休み中ということもあり、子どもと一緒に農業の楽しさを知ってもらおうと企画。同JA管内の松本市中山地区にある中山東花園でジャガイモ掘りや動物とのふれあい、ピザやくるくるキュウリ作り、野菜スタンプ体験などを楽しんだ。
講座には8組、19人の親子が参加。同園の菅谷信代表からジャガイモの収穫方法を教わり、体験がスタート。子どもたちは、土の中から大きく育ったジャガイモを見つけると「大きいの見つけた！」「手よりずっと大きいよ！」などと歓声を上げながら小さな手で一生懸命、収穫した。また、ちゃぐりん8月号に掲載されていたくるくるキュウリ作りにも親子で協力しながら挑戦。途中でキュウリが切れてしまわないよう、真剣な面持ちで切りすすめていた。他にも、野菜をふんだんに使ったピザ作りや野菜スタンプ体験、同園の敷地内で飼育されている馬や羊とのふれあい体験など、夏休みの講座を満喫した。
同大学の学生である加々美梢さんは「子どもと一緒に体験できたのでとても楽しかった。子どもたちが一生懸命掘って、見つけてくれたジャガイモを家で一緒に食べるのが楽しみ」と話した。
同大学は1期3年の長期間にわたる講座で食育や地域貢献、子育てなどのカリキュラムを通し、知識や技術を習得するとともに幅広い仲間づくりをすすめ、これまでに1000人以上が卒業している。