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松本ハイランド情報

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産地を守っていこう 施設キュウリ出荷目揃会

スタンド・配送センター

規格を確認する生産者

JA松本ハイランド野菜部会キュウリ・トマト専門部は4月21日、出荷が本格化してきたハウス栽培の施設キュウリの目揃会を行った。松本市のJA島立野菜集荷所には、生産者や市場関係者ら37人が出席し、出荷最盛期にむけて規格を確認した。
今年は3月下旬まで気温が上がらなかったため、昨年より4日遅い4月9日より初出荷が始まった。今後は昼夜の寒暖差にあわせた温度管理を行い、県内市場をはじめ、東海方面や大阪等の関西方面へ出荷をする。
目揃会では、同JA営農指導員が農産物の安全安心のために、栽培管理日誌の記帳と提出、GAP(農業生産工程管理)手法の取り組みの徹底を呼びかけたほか、重さや曲りなど10種類に細分化された等級を説明し、規格の統一を図った。また、異物混入防止にむけて「荷作り作業台には不要なものは置かない」などの注意点を再確認した。
同部会の百瀬洋専門部長は「新型コロナウイルスやウクライナ情勢等の影響で原材料が高騰しており生産者としては頭を悩ませるところではあるが、逆境に負けず産地を守るため全体で規格が揃った品質の良い品物を出荷しよう」と呼びかけた。