家族との対面に笑顔が広がる

更新日:2020年07月09日

JA松本ハイランドが地域福祉の増進と保健医療の向上にむけて設立した、社会福祉法人松本ハイランドでは、運営する福祉施設でWEB面会を導入している。コロナ禍で面会を見合わせている間も家族とふれあう時間を大切にしてもらおうと始めた取り組みだ。
同法人が運営する特別養護老人ホーム「ゆめの里和田」では、インフルエンザ予防のため昨年12月から面会を人数制限などの条件付きとし、今年2月からはコロナウイルス感染拡大の影響により、面会を禁止していた。テレワークやリモート会議など遠隔地同士のコミュニケーションの導入が求められるなか、施設利用者に寂しい思いをさせないよう5月からWEB面会のシステムを導入した。面会には、セミナーやミーティング用に開発されたアプリ「ZOOM」を使用。介護ケア記録用のタブレット一台を専用の端末として活用している。導入から2カ月間で22件の利用があった。
WEB面会を使った施設利用者は「自粛生活でなかなか会うことができなかったが、久しぶりに家族の顔が見られてうれしい。ぜひまた使いたい」と話し、同法人の土屋敏彦常務は「画面にお互いの顔が映し出された瞬間の笑顔は感動的で、こちらもうれしく思う。新生活様式が求められるなか、これからも積極的な活用をしていきたい」と話した。
7月からは条件付きで直接の面会が再開するが、遠隔地に住む方など施設に訪問できない方が気軽に家族と話ができるよう引き続きWEB面会に取り組む。また、同法人が運営するほかの施設でも導入に向けて設備や体制の整備をすすめている。

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