夏の風物詩が登場

更新日:2020年06月16日

県内一のスイカ生産量を誇るJA松本ハイランド管内で15日、ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」の出荷がスタートした。今年は、3月中旬の定植以降、4月の低温に悩まされたものの目立った凍霜害もなく、5月、6月ともに気温が上がったことから順調に生育し例年通りの出荷開始となった。「JA松本ハイランドすいか」として出荷するには糖度11度以上だが、当日試し切りしたスイカの糖度は13度と十分な甘さがあり食感も良く、味・質ともに高品質に仕上がっている。
初日は3戸の生産者が約1500玉を松本市波田にある同JAすいか共選所へ持ち込んだ。検査員が外観を目視検査した後、選果機で糖度や熟度をはかり、選別、格付けした。同JA管内のハウスすいかは7月上旬までに8戸が約4000ケース(1ケース2玉)を、JA直営の農産物直売所「ファーマーズガーデン」や「畑の彩り館きろろ」のほか、地元量販店などへ出荷する。
同JAの田中均常務は選果されたすいかを試食し「糖度、食感共に申し分なく、高品質なスイカに仕上がっている。暑い夏を乗り切るためにも、ぜひ美味しいスイカをたくさん食べてもらいたい」と話した。
露地スイカは7月5日に出荷が始まる予定で、ピークは7月下旬から8月中旬。「JA松本ハイランドすいか」は、大玉で食味が良く、実の締まった「シャリッ」とした歯応えで人気がある。標高600~800メートルに火山灰土が堆積する、水はけの良い限定された土壌のみで栽培され、同市波田・和田・今井・新村地区と山形村で生産されている。今年は200戸が合計約200ヘクタールで栽培。出荷目標は93万ケース、販売高は25億円を計画する。

夏の風物詩が登場

共選所に持ち込まれたすいか(15日松本市で)

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