露地スイカ 定植着々

更新日:2019年04月11日

長野県内一のスイカ生産量を誇るJA松本ハイランド管内で、露地スイカの植え付け作業が4月上旬から始まった。今年は、4月に入ってから早朝の冷え込みの厳しい日が続いているものの、凍霜害対策に気を配りながら例年通りに作業をスタート。松本市西部地区や山形村などの畑では、4月中・下旬をピークに、収穫時期をずらすため7月上旬まで順次、植え付けが続く。現在の定植で初物の出荷は7月7日ごろを予定する。
JAすいか部会すいか研究部員で、松本市和田で2.2ヘクタールを栽培する長尾秀敏さん(34)の畑では、夫婦と両親の4人で作業を行う。初日の4日には、10アール、約500本の苗を植えた。長尾さんは「今年も多くの人からおいしいね、と言ってもらえるようなスイカ作りに励んでいきたい」と話した。
JA管内では、2013年に大規模な凍霜害が発生した教訓を生かし、多くの生産者がビニールのトンネル内に保温資材の不織布などでさらにトンネルを作り、苗を2重被覆するなどの対策をしながら作業している。
松本西部営農センターの大月智幸係長は「凍霜害が心配される前日は、携帯メールを活用し、定植作業を見送るように伝えるなど被害に遭わないように対応していきたい」と話した。
同JA産のスイカは、松本市西部から山形村にかけて225戸の生産者が227ヘクタールの作付けを予定。93万ケース(1ケース2玉)を東京や大阪、名古屋、福岡などの市場へ出荷する計画だ。販売額は25億3000万円を見込む。

露地スイカ 定植着々

手際よく苗を植える長尾さん

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