優良な種 安定供給へ

更新日:2018年09月12日

JA松本ハイランドは、農業の振興や活性化に向けて、農業の抱える課題を解決するための要望書を県議会の農政林務委員会に提出した。JAの田中均常務が、松本市の松本合同庁舎を訪れ陳情した。
田中常務は、今年6月、管内でリンゴの黒星病に対する農薬が効かない「薬剤耐性菌」の発生を確認し、拡散すれば県のリンゴ産地に甚大な影響が出ると説明。産地保護のために対策費用の補助を求めるとともに、新たな農薬の登録と普及を早期に進めてほしいと伝えた。
また、主要農作物種子法廃止による生産者の不安を払拭(ふっしょく)するため、優良で安価な種子を安定供給できるよう県域で恒久的な措置を講じることを求めた。他にも農業関連施設の設置・更新に対する支援、畜産経営支援対策の強化を含めた4項目を要望した。
田中常務は「農業が抱える課題解決のきっかけとなるよう取り組んでほしい」と話した。同委員会の依田明善委員長は「要望書は地元議員と相談しながら十分に検討したい。長野県は農業で生計を立てている人が多い地域。思い切った政策を県や国に伝えることで『稼げる農業』の実現に力を入れていきたい」と話した。

優良な種 安定供給へ

農政林務委員会に農業活性化に向けた要望をする田中常務

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