伝統農法継承へ、コイつかみ捕り

更新日:2018年09月11日

松本市の有機低農薬米研究会本郷支部とJA松本ハイランド女鳥羽支所のメンバーでつくる実行委員会は8月下旬、同支部が管理する水田で「第21回田鯉まつり」を開いた。90人が参加し、泥だらけになりながらコイのつかみ取りを楽しんだ。
かつては多く見られた、田にコイを放流して害虫駆除や除草などをさせる伝統的な農法を子どもたちに伝え、安全・安心でおいしい米作りを地域にPRしようと毎年開いている恒例行事。
野生動物による被害を防ぐため前日、17アールの田にニシキゴイや金魚など2000匹を放流。今年はイベントに先駆けて田に「田コイ」の文字を描く田植えにも初挑戦した。稲が成長し、田に浮かび上がった文字を見た参加者は驚きの声を上げていた。
参加した小学2年生の谷澤雄成君は「生き物が大好き。田んぼに入ってコイを捕まえるのは楽しい」と話した。同支部長の竹村高彦委員長は「子どもたちに昔ながらの米作りを伝えていきたい。田んぼで生き物と触れ合って、命や農業、食べものの大切さを知ってほしい」と強調した。

伝統農法継承へ、コイつかみ捕り

コイを捕まえる笑顔の子ども

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