酒米田植え 鍵は湧き水

更新日:2018年06月07日

長野県松本市の中町商店街振興組合は5月中旬、松本市神林地区の田で、同組合オリジナルブランドの日本酒「中甼(なかまち)」の原料となる酒造好適米の田植えをした。JA松本ハイランドが協力し、米農家の塩原恵市さん(39)が所有する約20アールの田に植えた。
この酒は中町商店街の活性化を目的に、蔵シック館(中町蔵の会館)にある「蔵の井戸」の湧き水を仕込み水として使い2014年に製造を始めた。翌15年、JAはアンテナショップ「中町蔵マルシェ」の開店をきっかけに協力を始め、塩原さんを紹介した。
田植え前には、「蔵の井戸」の湧き水と、お神酒に「中甼」を田に注ぎ、豊作を祈願した。同組合関係者やその家族、JA職員ら約20人が、田植えに汗を流した。
今後は塩原さんが管理して、9月上旬に収穫。1.3トンの収穫を見込み、そのうち約600キロを酒造原料に使う。塩原さんは「おいしい酒になるようしっかり管理したい」と意気込む。
酒造りは地元大手の善哉酒造が担い、来年1月にお披露目する予定だ。

酒米田植え 鍵は湧き水

豊作を祈願し「蔵の井戸」の水を田に注ぐ参加者

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