リンゴ フェザー苗を配布

更新日:2018年03月29日

JA松本ハイランドは、リンゴ高密植栽培の普及に力を入れ、専用のフェザー苗を供給している。3月中旬から今年の定植に向けたフェザー苗1万3000本を松本市の今井果実共選所や波田果実共選所などで生産者120人に配布。定植作業が始まっている。
JAは2010年に「りんご新わい化プロジェクト」を設立して以降、モデル圃場(ほじょう)やわい化台木取木圃場の設置に取り組み、管理や育苗の研究を進めるなど、普及に力を入れてきた。国の補助事業「果樹経営支援対策」を活用してフェザー苗の配布を開始。16年度からは、JA独自の農業支援対策「農業元気づくり支援対策」も活用し、これまでに約11万本を導入。現在は管内各地の生産者が高密植栽培に取り組んでいる。今後も生産基盤の再構築のため、改植による園地の若返りを図り、ブランド力強化に努める方針だ。
JA果実課の村山誠課長は「生産量確保と品質向上に向けて、安定した苗木の供給に努めていきたい」と話す。
高密植栽培は、初期の若木から収穫が見込め、高品質な生産も期待できる。また、高所での作業が減り、高齢者でも作業負担が少なく安全で、面積の拡大が可能だ。収量は、2年目から10アール当たり1トン、3年目には慣行栽培と同等の2トン前後が見込める。4年目からは3トン以上を期待できる。

リンゴ フェザー苗を配布

フェザー苗の積み込み作業をする生産者とJAの果実指導員

このページの先頭へ