秋掘りが本格化、小ぶりだが形状○

更新日:2017年11月10日

県内のナガイモ出荷量の7割を占めるJA松本ハイランド管内で、秋掘り作業が本格化している。山形村を中心に松本市今井地区や波田地区の畑で、生産者が収穫に汗を流している。今年は、5~8月に降水量が少なかったことから、例年よりも生育が遅く全体的に小ぶりなものの、傷みが少なく、形状の良い芋が収穫されている。
肥沃(ひよく)で水はけの良い火山灰土で栽培されるJA産のナガイモは、粘り、こく、甘味の三拍子がそろっていることが特長で、県内外から人気。JAの根菜部会では毎年、掘り取りの解禁日を決めることで、統一した品質で出荷している。今年は10月30日から秋掘り作業が始まった。
山形村で1ヘクタールを栽培しているJA根菜部会の百瀬傳治副部会長は「今年も形と味の良いナガイモができた。たくさんの人に味わってほしい」と強調。長さ1メートル前後に育った芋を、丁寧に掘り取っていった。
今年度は、230戸の生産者が65ヘクタールを作付けし、出荷量は23万ケース(1ケース10キロ)を計画。作業労力を分散させるとともに年間を通じた流通を確保するため、多くの生産者が、11、12月の秋掘りと、越冬させて3~5月上旬に収穫する春掘りをする。秋掘りが全体の7割を占め、収穫作業は12月28日まで続く。半数は県内に流通し、JA農産物直売所「ファーマーズガーデン」や地元スーパーなどで販売。山梨や大阪、北陸方面などの市場にも出荷する。

秋掘りが本格化、小ぶりだが形状○

丁寧にナガイモを掘り取る百瀬さん

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