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松本ハイランド情報

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Vol.49 「長いもをすると手がかゆくなるのはなぜ?」

こども:

ねぇ、長いものつるが黄葉して、一面黄金色できれいだね。収穫の時期になったってことでしょ。

大人:

よく知っているね。そのとおりだよ。今年も土の中では、おいしい長いもが今年もできているぞ。

こども:

長いも大すき。とろろ汁が一番すきだよ。新米といっしょに食べるとさらにおいしいよね。
でもこのまえ、お母さんといっしょに夕食をつくってね。長いもをすりおろしたら、手がかゆくなったの。夜までかゆくて大変だったけど、どうしてかゆくなるの。

大人:

長いもにはね、しゅう酸カルシウムの針状結晶というものが含まれていて、それが手に刺さって強いかゆみを起こすんだ。

こども:

何か防ぐいい方法はないの?

大人:

しゅう酸カルシウムの結晶は酸に弱くて溶けるから、皮をむいたあと、酢水に漬けたり、酢水で手を洗うとかゆみが和らぐよ。

こども:

へー。そんな方法があったのね。こんどやってみるわ。

大人:

長いもは比較的日持ちするが、生鮮野菜だから鮮度が命なんだよ。新鮮なうちに栄養満点な長いもをたっぷり食べて、これから迎える冬に備えて、丈夫な体をつくるんだよ。

こども:

はーい。